eBayリミットアップ交渉 – 自動リミットアップ直後の大幅アップ

今回は自動リミットアップ直後に交渉し、大幅リミットアップを達成したM.S.さんのケースを紹介します。自動リミットアップ後も電話交渉でのリミットアップと同じく、基本的には次のリミットアップまで30日待たなければなりません。今回は交渉の数時間前に自動リミットアップになり、M.S.さんと話し合った結果、上がらない可能性があっても交渉を敢行することにしました。

結果的に大幅アップを達成したのですが、最近はこの30日ルールの適用がやや緩和されているように感じます。詳しくは記事末尾の「今回の交渉を振り返って」をご参照ください。

交渉概要

  • 交渉日: 2017年9月10日
  • ご依頼者: M.S.さん
  • 交渉結果: 40品、1000ドル → 150品、12500ドル

M.S.さんのバックグランド

7月上旬に初出品、丁度1ヵ月後に自動リミットアップで品数だけ10品から20品に上がりました。それから30日を経過して、満を持して本日の交渉を迎えました。ところが交渉前のスカイプ打ち合わせで、ほんの数時間前に自動リミットアップ(20品、500ドル → 40品、1000ドル)になっていることが発覚しました。

先月も僅かな自動リミットアップ、今回も大きなアップでなく、この調子ではビジネスを加速できないので、アップできない可能性をご理解の上、交渉を敢行することにしました。

自動リミットアップがあったため、リミットの残りは金額500ドル、品数12個です。直近1ヶ月の売り上げは6品、40ドル程度、セラーとしてのフィードバックはこれまでに4つ獲得しています。

交渉詳細

eBay:

「ハロー、eBayカスタマーサービスのD…です。お名前を教えてください」

私:

「アカウント所有者の名前は M.S. です。私はM.S.さんの代理で、タカアキ・ヤマモトと申します」

eBay:

「了解です。S.M.さんはいらしゃいますか?代理交渉を了解するか確認を取らせてもらえますか?」

私:

「はい、S.M.さんも一緒です。少々、お待ちください。S.M.さんと代わります」

S.M.さん:

「ハロー、マイネーム イズ M.S.」

eBay:

「ハロー、貴方のアカウントに関してもう一人の方と話し合うことを了解しますか?」

S.M.さん:

「イエス」

eBay:

「確認のご協力ありがとうございます。では、もう一人の方と代わって構いません。本日のご用件を教えてください」

私:

「ハロー、ヤマモトです。リミットアップが可能か確認したいです。実はほんの数時間前に小さな自動リミットがありました。ビジネスの展開を加速するにはもう少し、リミットが必要です」

eBay:

「了解です。お役に立てると思います」

私:

「ありがとうございます!」

(※ 「お役に立てる」は「リミットを上げる」に等しいので、アップしてもらえる公算が大です。)

eBay:

「では、まずeBayで販売している商品を教えてください」

私:

「主に◯◯◯です」

eBay:

「仕入先を教えて下さい。サプライヤーをお持ちですか?」

私:

「実店舗を持っていますので、お店の在庫からの出品です。また日本国内の小売店と日本のネットオークションからも購入しています」

(※ 実店舗所有は評価されますので、所有していれば伝えた方がよいです。)

eBay:

「素晴らしいですね。アカウント内容を今一度、確認して新しいリミットを出します。。。今回は250品、7,500ドルにアップします」

私:

「ありがとうございます。。◯◯◯の出品には個数と金額のバランスがあまりよくありません。金額を10,000ドルにできないでしょうか?」

eBay:

「そうですね。。10,000ドルまで可能です。よりバランスを取るために150個、12,500ドルとしましょう!」

私:

「ありがとうございます!バランスがよく取れています。M.S.さんに伝えたく思いますので、少々、お待ち頂けますか?」

(M.S.さんに結果を伝えました。)

S.M.さん:

「センキュー!」

私:

「本当にありがとうございます。今回の結果に私たちはとても満足しています」

eBay:

「どういたしまして。お役に立て、そして喜んで頂けて、とても嬉しいです。何か他にご用件はありますか?」

私:

「いえ、今回の用件は以上です。どうぞ、よい一日をお過ごしください」

eBay:

「あなた達こそ、ハヴァ・ナイスディー!」

今回の交渉を振り返って

アップ不可の可能性もあったところ、担当者に恵まれてあっさりとアップを認められました。しかも、例外的な大幅アップです。

担当者による裁量が大きいために、他の担当者でしたら不可になっていた可能性は十分にあります。ただ、最近はリミットアップから30日経過というルールの適用を緩和している感じもあります。

アカウントに問題がなければ初回リミットアップの結果は100品、5000ドルもしくは50品、3500ドルになることが多いです。最近の事例ですが、50品、3500ドルを提示された際、以下のようなやり取りをしたケースが複数回あります。

私: 「100品、5000ドルにはなりませんか?」
eBay: 「申し訳ないが、今回は無理です。ただリミットを使い切ってしまったらまた電話ください」
私: 「リミットを使い切ってしまえば、30日待たなくてもアップ可能ですか?」
eBay: 「良好なセラーパフォーマンスを維持していれば、アップは十分に可能です」

一人の担当者から言われただけですと、信憑性は低いのですが、数名の担当者から言われているので、かなり厳格に適用していた30日ルールが緩和されている可能性はあります。

私は基本的に30日以内の交渉は受け付けていないので、十分な検証はできていません。もし30日未満だけども、リミットが不足して不自由な思いをしている方は果敢に交渉に臨んでみてもよいでしょう。(もちろん、30日ルールを厳格に適用する担当者に遭遇して、アップを認められない可能性もありますけど。)

今回、私の検証のために30日以内でもリミットアップ交渉を希望する方を、以下の条件で10名限定募集します。

  • 前回のリミットアップから2〜3週間経過していること。
    (電話交渉でのリミットアップ、自動リミットアップを問いません。)
  • リミット一杯まで出品していること。
    (金額、品数共に使い切っているか、片方を使い切っていて、他方は7~8割以上使っていること。)
  • 交渉料金:2000円
    (無料でなく申し訳ありません。もしリミットアップできなかった場合は通常料金との差額1500円で前回のリミットアップから30日経過後に交渉を請負ます。)
  • 申し込み方法: eBay交渉申し込みフォームの備考欄に「モニター希望」と記載の上、お申し込みください。

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