eBayリミットアップ交渉 – 小幅アップを打破してマックス・アップ達成!

今回は初回リミットアップ 交渉で小さなアップ(20品、2000ドル)を提示された後、交渉でマックス(50品、5000ドル)まで持っていたケースを紹介します。提示されたリミットの増加修正には交渉に対する多くの引き出しを持ち柔軟に対応する必要があります。今回の交渉も経験に基づいた引き出しを駆使しています。交渉する際に参考にしてください。

交渉概要

  • 交渉日: 2018年8月上旬
  • ご依頼者: D.N.さん
  • 交渉結果: 10品、500ドル→ 50品、5000ドル

M.S.さんのバックグランド

初出品から40日ほど経過して、直近30日の売上は6品、150ドルほど。交渉時は品数リミットは使い切り、金額リミットは100ドル程度余っていました。セラーとしてのフィードバックは3個。

交渉詳細

eBay:

「ハロー、eBayカスタマーサービスのS…です。アカウント情報を呼び出しますので、登録電話番号を教えてください」

私:

「ハロー、登録電話番号はxxxxxxxx です」

eBay:

「ありがとうございます。お名前を教えてください」

私:

「登録されている名前はD.N. です。私はD.N. さんの代理で、タカアキ・ヤマモトと申します」

eBay:

「了解です。D.N. さんはいらしゃいますか?代理交渉の承認を貰いたいと思います」

私:

「了解です。少々、お待ちください。D.N. さんと代わります」

D.N. さん:

「ハロー、マイネーム イズD.N. 」

eBay:

「ハロー、貴方のアカウントについてミスター・ヤマモトと話し合うことを了解しますか?」

D.N. さん:

「イエス」

eBay:

「パーフェクト。では、ミスター・ヤマモトと代わってください」

私:

「ハロー、ヤマモトです。本人とのご確認ありがとうございました」

eBay:

「どういたしまして。では、本日のご用件を教えてください」

私:

「リミットアップ を希望します」

eBay:

「了解しました。アカウントについて何点か確認した後、アップ可能か判断します。まず現在出品しているアイテム、今後出品を予定しているアイテムを教えてください」

私:

「今は主に◯◯◯を出品しています。今後は□□□を追加するつもりです」

eBay:

「パーフェクト。商品はどちらから仕入れていますか?」

私:

「地元の小売店や日本のネットオークションで購入して、eBayで転売するビジネスモデルです」

eBay:

「了解です。eBayビジネスの状況は如何ですか?」

私:

「直近1ヶ月で6品販売で、順調な滑り出しです」

eBay:

「素晴らしいです。バイヤーからのクレームもありませんし、フィードバックも受け取っていますね。リミットアップ は可能です。少々、お待ちください。。。新しいリミットは20品、2000ドルになります」

私:

「とても小さなアップだと思います。手元に在庫が複数ありますので、もう少しアップして頂けませんか?」

eBay:

「そうですか、少々、お待ちください。。では、25品、2500ドルまでアップします」

私:

「まだ満足できるアップではありません。100品、5000ドルを希望しています。このアカウントに何か懸念材料がありますか?PayPalが未認証でしょうか?」

eBay:

「特に懸念材料はありません。PayPalも認証済みです。ただ販売開始して1ヶ月余りしか経過していません。海外居住ですし、先ほどのリミットで、もう少し、実績を積んで頂きたいと思います」

私:

「海外居住者でもPayPalの認証が済んでいれば100品、5000ドルまでアップが可能なはずです。販売実績も伴っていると思います」

eBay:

「分かりました。少し、検討しますので、そのまま2分ほどお待ちください」

(保留)

「お待たせ致しました。では、100品、5000ドルまでのアップとします」

私:

「良かったです。ご配慮、どうもありがとうございます」

eBay:

「どういたしまして。お役に立て嬉しいです。15分以内に新しいリミットがアカウントに反映されますので、ご確認ください。他にご用件はありますか?」

私:

「いえ、今回は以上です。どうもありがとうございました。よい一日をお過ごしください」

eBay:

「お電話ありがとうございました。ハヴァ・ナイスディー!」

今回の交渉を振り返って

今回の交渉では良好な販売実績を有している、アカウントに懸念事項がない、PayPal認証が済んでいるの3点を材料に追加アップを交渉し、すんなりマックスまでアップできました。頑として追加アップを認めない担当者もいますが、今回の担当者はこちらの言い分を十分に聞いてくれました。

特にPayPal認証を前面に出したのが効果がありました。身元の確認が困難ということで、非米国居住者に対して渋めのアップをする担当者がいます。今回の小幅アップ提示も海外セラーであることが主な理由に感じたので、身元確認はPayPalで出来ているはずと主張した訳です。ただこのケースではPayPal認証を完了していること(PayPal認証の詳細はこちら)、eBayアカウントとPayPalアカウントの紐付けが完了している事が必須です。

頑として追加アップを認めない担当者の場合、選択肢は限られてしまいます。不当に低いアップで納得できない場合は、「今回提示してくれたリミットでは計画通りビジネス展開できない。1週間ほど現行リミットで売り上げを伸ばしてから再交渉したい。今回はリミットをあげないように」と伝え、交渉を終了するのも一手です。1週間待つというのは方便で、すぐに違う担当者と交渉します。

ただ追加アップを強く求めたり、再交渉するのは提示されたリミットが販売実績等から判断して不当に小さい場合です。50品、3500ドル程度以上の提示であれば、追加アップを打診しても良いですが、断られた場合は素直に受け入れるべきです。

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